顎関節症対策そのA 動作制限の可動域を広げる
顎関節症は痛いです。痛みがあると何かと不安になります。
不安になると余計に神経は興奮し、痛みを増強させる材料になったりもします。
痛みがあることで、日々の生活では常に気になるポイントとして位置づけられます。
こうした悪循環が起こってしまうと、いったいどうなるか?
実は、無意識の状態からも様々な緊張が走り、痛みを引き起こすサイクルが短くなる場合があるのです。
例えば、口を開ける大きさを1〜10段階で現すとします。
今までは、10の思いっきり大きく口を空けたときに痛みを感じていたものが、痛みの悪循環が長引くことによって「口を開ける=痛い」という1つサイクルが固定化されていきます。
この「口を開ける=痛い」という習慣が長引くことで、10で痛かったものが、5や4の大きさに口を開けようとしただけでも、それに関係する組織に緊張が走り、痛くなったりします。
そして更に酷いときには、口を開けていることを想像しただけで痛くなってくる。といった痛みのスパイラルに陥ってしまう場合があるのです。
これが、動作制限による顎関節痛の原因の一つとして上げられます。
やはりこうした痛みの悪循環を開放していくには、「痛み少なく、口を開けることが出来る」という一つ一つの経験の積み重ねが、動作制限の可動域を広げることにつながってきます。
例えば、痛くないところまで口をゆっくり開き、痛みが出てきたら少し戻して休憩。そしてまたゆっくりと口を開ける。今度は先程よりも1ミリでもいいから、大きく口を開ける。(気持ちだけはさっきよりも開けているというのでも良い)
根気のいることですが、この繰り返しが「口を痛み少なく開けられる」という経験に変わり、動作制限の可動域の開放につながっていきます。
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